お墓博士DIARY

2017年05月16日

別姓であっても一緒のお墓に入れるか否かに関して

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

世間には婚姻関係にあるにもかかわらず夫婦別姓を選ぶ人がいます。加えて、一緒の家に暮している親子においても別姓の例もあると考えられます。こういった人々の心配の種の一つとして挙げることができるのは同一のお墓に入ることができるかという事になります。

原則として1つのお墓に入るというようなケースで、規制、或いは法律によって規定されている事はないといえます。その結果永代使用権者が認定されるのであれば、一緒に入ることができます。しかしながら、そうだとしても入るためには、永代使用権者が重要なポイントになってきます。

原則として一緒に入る事が可能なのは、永代使用権者のファミリー、あるいは親族と定められています。夫婦別姓ではありますが、婚姻関係もあるというようなケースでは何の問題もなく入ることが可能なのですが、非常に難しいこともあり得ます。

ひとつの例として、婚姻して実家と姓が変化したケースになると原則的には婚家になります。しかしながら、入るのに抵抗感がありまして、実家の場所に入りたいと希望する人は少数とは言えません。実家のお墓に入るため、まず第一に婚家サイドに了承してもらうことが求められます。

それから、実家の永代使用権者に関しても容認してもらうことが不可欠となります。


お墓博士DIARY Copyright(C)www.ohaka-hakase.org All Rights Reserved.