お墓博士DIARY

2017年05月08日

お墓参りに仏花を選ぶ際の基本的なマナー

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お彼岸やお盆、または命日などで大切な方のお墓参りに行かれる方は多いことでしょう。その際に、お線香と一緒に持参するのが仏花です。お花屋さんには、仏花用として予めアレンジメントされたものが多くあります。しかしながら、故人が好きだったお花を選んだり、季節に合ったお花を選ぶ方も少なくありません。

そこでここでは、仏花を選ぶ際の基本的なマナーやポイントをご案内いたします。基本的にはどの花を選んでもOKですが、親戚が集まる法要や義両親側や友人のお墓参りの際には失礼がないように常識をわきまえておきましょう。

まずは、あまりふさわしくないお花をご案内いたします。トゲがある、ツルがある、毒がある、においが強いお花は選ばないようにしましょう。具体的には、バラやアザミ、ユリなどが挙げられます。他にも散りやすかったり、傷みやすいお花はふさわしくありません。

それでは、どんなお花が良いか季節と共にみていきましょう。最も無難で、多くの方が選んでいるのが菊です。1年中安定して手に入ることで代表的なお花の一つとなっています。見映えよくお墓を彩ってくれ、比較的長持ちするため扱いやすいことも特徴として挙げられます。

また、邪気を払う意味も込められています。アレンジする場合には、輪菊・小菊・マム(洋菊)・カーネーションを中心にして、春はアイリス・金仙花 ・スターチス、夏はりんどう・グラジオラスを選んでみると良いでしょう。

組み合わせの色は、白+赤+黄色+紫+ピンクの5色をメインにした色が基本となります。3色の場合は、白+黄色+紫が基本となります。また、最近では生花でなく造花を選ぶ方も増えています。もちろん、宗派や好みによってはふさわしくない場合もありますが、暑い地域では生花が1日で枯れてしまうこととあり、造花を供えるところもあるようです。

いずれにしても、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えるためにも心をこめて選び、お参りすることが大切と言えるでしょう。

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